春 Spring
光が増え、実がゆっくり味をためていく季節。甘さだけでなく、酸味や旨みを含んだ奥行きを楽しみます。
赤熟もぎのトマト
石川県白山市・ぶるベジ
青いうちにもがず、樹の上で赤くなるまで待つ。「赤熟もぎ」と呼んでいます。箱を開けたその日から、食べ頃です。
いまの畑から
畑は、毎日少しずつ変わります。今の味と、おすすめの食べ方をお知らせします。
今の季節
届いた声
「さっぱりしているけど、ちゃんとトマトの主張があり美味しかったです」
「みずみずしさが勝るものの上品な甘さがふんわり後追いしてくる感じがたまらないです」
「皮薄爽やか潜む滋味を感じるコロコロ」
食べチョクに届いた声より(2026年9月)
更新:2026-09-26

作り手のこと
ぶるベジのトマトは、樹の上で赤くなるまで待ってから収穫します。「赤熟もぎ」と呼んでいます。待つほど割れやすくなり、日持ちも短くなる。効率で選ぶなら、やらない方法です。
それでも待つのは、赤くなることと、味が乗ることは違うから。樹の上で熟す最後の時間に、色だけでなく、香りと旨みが深まります。
だから味が乗る前に収穫せず、長い旅もさせない。トマトが良い顔をしているうちに、食卓へ届けます。
なぜ日持ちしないトマトを作るのか。その理由は、ブログに正直に書いています。この話の全文を読む ↗
考えていること
トマトの味わいは、品種名だけでは決まりません。光、気温、水分、実が育つ速さによって、甘さも、酸味も、香りも動きます。春は、じっくり育った実の奥行き。夏は、暑い日にうれしい、すっきりした味。同じ品種でも、季節が動けば味わいは変わります。
だから、ぶるベジは季節ごとに畑を見る。樹の上で赤く熟した実を見極め、その季節に合ったトマトを食卓へ届けます。
目指しているのは、「今の時期は、ぶるベジのこれ」と決まっていて、考えなくていい食卓です。選ぶ時間が減って、季節を味わう楽しみだけが残ります。
箱を開けた時の驚きと、食べた時のひと言まで。それが、ぶるベジの届けたいものです。
四季
光が増え、実がゆっくり味をためていく季節。甘さだけでなく、酸味や旨みを含んだ奥行きを楽しみます。
暑さの中で、みずみずしさと爽やかな酸味が心地よい季節。冷やしすぎず、香りと軽やかさを味わいます。
気温と光が変わり、同じトマトの中にも味の揺らぎが現れる季節。変化を欠点にせず、深まりとして一緒に楽しみます。
収穫を終えたトマトをコンテナに集める頃、ハウスの外には雪が積もります。無理に売り続けず、次の実りを静かに待つ季節です。
三つの約束
同じ売り方を一年中続けず、その時季の味に合う届け方を選ぶ。
収穫した時ではなく、食卓で口に入る瞬間に味がのっているように、赤く熟してからもぎ、届け方を選ぶ。
届けたい状態でない時は、売ることより次の季節を待つことを選ぶ。
食卓のひとこま
そんな瞬間が、とてもうれしい報告です。
目指しているのは、糖度の数字だけではありません。
「もう一個食べたい」「これ、どこのトマト?」そんな声や会話が生まれる食卓です。
「孫がパクパク喜んで食べたのも納得です」— 食べチョクに届いたレビューより
食べチョクアワード2025 新人賞1位
畑の読みもの
その時季に畑で起きていることや、考えていることを綴っています。売り込みではなく、読み物として。
メールの便り
甘さだけではない味のこと。届いてからの保存のこと。季節で変わるトマトの話を、メールでお届けします。
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